天梭ドゥルシリーズといえば、美しいとしか思わない表友が多いが、その名前の背後には天梭の最も貴重なブランドの記憶が隠されていることを知らない。ドゥルルのフランス語名はChemin des Tourellesで、翻訳すると「塔の道」で、1907年にスイスの力ロックの町に天梭が工場を建てた街に由来している。ハンドメイド工房から近代的な製表基地まで、天梭のグローバル本部は今もここに位置しており、この街はブランドが創始から世界を風靡したまでの百年の歩みを目撃している。ドゥルルシリーズは天梭が勝手に出した時計ではなく、ブランドが初心に敬意を表し、歴史に敬意を払う「ルートシリーズ」だと言える。