ここ2年ほど大手時計ブランドの新作を見ていると、小さいサイズの時計が密かに流行していることがわかりました。サイズの小さい腕時計へのニーズの高まりを敏感に察知したブランドは、スーツ用もスポーツ用も、サイズを小さくしたモデルを展開しています。ただし、「小表径」といっても、サイズの大きさに厳密な統一はありません。今回の記事では、私の中でも「小さな径」と言える腕時計を3つピックアップしてみました。
「時計と奇跡」2023上海高級時計展で、ヴァシュロン・コンスタンタンは2つの新しいモデルを発表しました。目の前のモデルもそのうちの1つです。直径38ミリはエレガントな雰囲気にぴったりです。新商品の最大の変化は、新しいカラーリングを採用したことです。ダークグリーンの盤面にピンクゴールドのケースを組み合わせ、エレガントでありながら鮮やかなコントラストを生み出しています。時計はシリーズの古典的なデザイン要素を維持しています。例えば、階段式ケース、軌道式分刻みループ、タフィーニードルなどです。時計は小さな3針レイアウトを採用し、スモールセコンドは6時位置に位置しています。底蓋からは、ヴァシュロン・コンスタンタンが独自に開発した、65時間のパワーリザーブを提供する4400AS手巻きムーブメントを採用していることがわかります。腕時計は水深30メートルまで防水性がありますので、なるべく水深から遠ざけるように心がけましょう。ちなみに、新商品は中国で独占発売されます。